2016年3月23日水曜日

台湾、台北在中の水谷篤司さんからの案内です。

朝代畫廊の企画展,《木形喚覺:水谷篤司&曾上杰雙人木雕展》が3月5日から開催されます。会期は4月2日まで。オープニングは3月5日3時からです。皆様是非ご観覧ください。

 この展覧会は朝代畫廊の昨年より続いている「立体三部曲」シリーズの最後の展覧会です。出品者は日本人アーティストの水谷篤司と、台湾人アーティストの曾上杰の2名の木彫作品を展示します。
私達のよく知る伝統的な木彫彫刻ではなく、水谷篤司と曾上杰はそれら技術を用いて、山脈のような形をつくり、また人体の部分を切り取っていきます。彼らは内面を模索すると共に外側の世界を探索しようとしている。観覧者はそれら作品を通して、自然の内外を感じながら自身の中にある潜在的価値に触れる機会が生まれるでしょう。

 水谷篤司1975年日本岐阜生まれ。2000年東京造型大學美術系雕塑類學士,2002年沖繩縣立藝術大學大学院彫刻科修了。現在は台北在住。台湾、ドイツ、ルーマニアなどのレジデンスに参加、また台湾、日本、沖縄の芸術交流の展覧会を数多く開催している。主な展覧会に《Transparency of Art Young Nippon Beyond》(Rostock Museum,ドイツ)、《ルーマニア國際藝術祭》(ラザレア城,ルーマニア)、《不失真-日本當代雕塑》(當代唐人藝術センター,香港)等。
 曾上杰1991年高雄生まれ。國立台灣藝術大學雕塑學系取得學士と修士を取得。現在は台北在住,多くの美術館やアートフェアに出品,主な展覧会に《心靈意象》(麗寶文化藝術基金會彩雲畫廊,台北)、《台灣國際木雕競賽展》(三義木雕博物館,苗栗)、《喜喜:一次對於媒材性的探討》(朝代畫廊,台北)等。